フリーダンスなどで良く使用されるジャンルの曲”シャービー”について。
先日のショークラスでも説明しましたが、詳しく残しておきますね〜
Habibiではフリーダンス(ショーの最後にお客様を一緒に楽しむダンス)といえば、シャービーの”Hakim"と"Saad el soghayer"の曲を必ずといって良いくらい使用します。
ベリーダンスを知らない方も4拍子で乗り易く、テンションもアップする曲なので最後は自然にノリノリ汗だくです(笑)
シャービー”shaabi"はベリーダンスでも良く使用されますが、オリエンタルやフォークロアのジャンルではなく、シャービーはシャービー。
ただ、シャービーの中でも4拍子の
◎”マクスーム”リズムから成り立つバラディーシャービーものと、
◎”サイディー”リズムから成り立つものがあり、
サイディーリズムのものは、アサヤを使用したりとサイディーシャービーとして成り立ちます。
コスチュームも、オリエンタル2ピースのコスチュームを使用するのもオッケーですが、ストリート感を演出したりすると個性的に華を添えられると思います。
シャービーとは、エジプトで大衆に親しまれる歌謡曲で、新しいタイプの音楽なので一般的なポップスよりもアップテンポで、歌詞の意味を調べてみても語呂合せ的な(特に特別な意味は無い)内容ででラップ調のものも多いです。
その中でも、シャービーという新しいジャンルを切り開いたのは
Hakim(ハキム)
*ハキムの1stアルバム
1991年に最初のアルバムをリリースし、2ヶ月で完売。
”エジプトのライオン”と呼ばれ、新しいタイプのシャービ先駆者の王様としてエジプト国民にもベリーダンス界でも人気の高い歌手です。
ここだけの話、シャービーの王様を初めて知った時第一印象は”加藤茶”に似てるなと。。(笑)どうですか?どことなく?
*最近の一番新しいアルバムの写真。だいぶ落ち着いた感じですが、声はそのままのハキム節がきいてます。
そこから、Hakimの声にも若干似てはいるのですが、
Saad el soghayer(サード エル ソガイヤー)が2006年に初アルバムをリリース。
*saad el soghayerの1stアルバム
後を継いでシャービースタイルのパフォーマーとして高い人気を得ています。
名前の由来は一般的より小柄だから。小さいサードというネーミングから個性的。また以上のもの凄いパワフルなボイスとタレント性のある歌手です
*アラビア語でソガイヤーは(小さい)という意味
*一番最近のアルバム。今では、こんなクールな感じです。
*これは、確か2007年?エジプトでライブを見に行ったIhab氏とデビューして1年後のsaad。どっちが小柄!?
ショークラスのシャービーと芦屋クラスの新しいシャービーの振りは、saadのものを、使用しています。
Hakimとsaad2人の声の違いを聞き分けられたら、シャービー通かも〜